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格安小型ストロボ Viltrox JY-610C(canon) レビュー!マニュアル・TTL調光可能でスレーブ発行にも対応しています。

今回はカメラに外付け可能なストロボ、Viltrox JY-610Cを追加購入したのでレビューします。

Viltrox JY-610C

純正品ではなくサードパーティーが出しているストロボですが、スレーブ発光・TTL調光可能という性能でお値段3000円と圧倒的コストパフォーマンスを発揮しているので試しにと購入したものです。

以前から使用していたものは購入してから半年以上経過していますが、まだ不具合は出ていません。

 

 

Viltrox JY-610Cの仕様

電源:単三電池2本
重量(電池抜き):145グラム

ガイドナンバー:GN27(ISO 100 / m)
フラッシュモード:E-TTL / M /マルチ
スレーブモード:スレーブ/ S1 / S2
フラッシュ制御:(1 / 128--1 / 1)
ストロボ充電完了インジケータ赤色パイロットライト
リサイクル時間:0.1-4s
フラッシュタイムズ:100から680回

 

Viltrox JY-610Cの元箱と付属品

Viltrox JY-610C

 

赤いラインがCanonのLレンズをイメージさせます。

続いて付属品の紹介です。

Viltrox JY-610Cの付属品

収納ポーチ・説明書(中国語・英語)、保証書、検査合格所がついています。

説明書に日本語はありませんが、図解されているので読めなくても何となく理解できます。それに直感的にわかる設計なので少し触ったらほとんどの機能を使いこなると思います。

 

Viltrox JY-610Cの便利なところ

小型軽量・単三電池駆動

Viltrox JY-610Cは単三電池2本で動く

アルカリ電池込みの重さが188gと非常に軽いです。

大きさも握り拳より一回り小さい位なのでカバンの小さなポケットにも収納できます。

 

角度調節付きでバウンス撮影可能

小型軽量・3000円台のストロボなのにバウンス撮影が可能です。

 

Canon純正のスピードライト270EX II同様に、上方向に4段階(0°/60°/75°/90°)で角度調節が可能になっています。

 

バウンス撮影についてはCanon公式HPへのリンクを張っておきます。

 

マニュアルで光量を変えることができる

Viltrox JY-610Cはマニュアル発光可能

setボタンを長押しして左右キーで光量をマニュアル調整できます。

Canon純正のスピードライト270EX IIは調節ができないので、これだけでも十分に検討材料になります。

 

スレーブ・マルチ発光が可能

スレーブに対応しているのでカメラから話してもストロボを発光させることができます。

比較対象になりうるCanon純正のスピードライト270EX IIはマルチ発光には対応していません。

 

Viltrox JY-610Cの残念なところ

販売価格が激安なので文句を言ってられないのですが、いくつか直してほしいところもありました。でも大きな欠点ではないので問題なく使用できます。

ハイスピードシンクロ非対応

 

TTL、マルチ発光、スレーブへは対応していますが、ハイスピードシンクロには対応していません。私はあまり使用しないので問題ないのですが注意が必要です。

 

eneloop proが使用不可

Youtubeに動画がすでに上がっていたので埋め込み引用します。

 


Viltrox JY-610N i-TTL 電池蓋が途中までしか閉まらない

私の入手した個体2つもこのようにeneloop proを入れようとすると電池の蓋がきつくて締まりませんでした。無理に使おうと思えば使えるのですが、蓋が開かなくなると困るので推奨しません。

 

でもPanasoniceneloopスタンダードタイプ・充電式エボルタは問題なく使用可能です。充電式電池以外にもいくつかのアルカリ電池で問題なく動作することを確認済みです。

 

最後に:Viltrox JY-610Cはコスパが高い

Viltrox JY-610Cはマルチ発光可能でスレーブとしても活用できます。

さらにCanonのeTTLにも対応しており、マニュアルでも発光量を変えることができるのでこの値段とは思えないくらい素晴らしいストロボだと思います。

 

値段も手ごろで機能も豊富なので初めてストロボを使う方や多灯撮影に興味が出てきた方のニーズを十分満たしてくれる機種だと思います。