CASIO EXILIM EX-10のレビュー 今でも通用する高画質・多機能なカメラだと思います。
CASIが2018年3月期決算説明会で、コンパクトデジタルカメラ市場からの撤退を発表しましたが、私はいまもEX-10を使用しています。このカメラは発売当初の価格が約70000円(2013年11月)と当時のコンデジにしては高価でした。そのため発売してからすぐに買えず、2016年にカメラのキタムラで状態の良さそうな中古品を見つけて購入しました。
高級感のある濃紺色の塗装がされています。第一印象は無骨なデカいコンデジでした。
この大きさのおかげか、各ボタンは余裕を持って配置されて扱いやすいです。
液晶モニターは3.5インチで、デジタルカメラとしては大きめのサイズが採用されています。上180度、下55度にチルトでき、液晶モニターの下部についているスタンドをで横位置と縦位置に自立させることが可能です。日中の屋外でもよく見えますし、自立してくれると色んな場面で便利です。
このEXILIM EX-10はかなり個性的なカメラだと私は思っています。
特に惚れ込んだ部分を紹介します。
- 1/1.7型センサー
- 3.5インチの大型液晶モニタ(チルト)
- 開放F1.8、望遠側でも F2.5の明るいレンズ
- カメラ任せのプレミアムオート
- 広角側で1cmまで寄れるマクロ
- パスト連写機能
- 全焦点マクロ
- プレミアムブラケティング
- 豊富な種類のフィルター
プレミアムブラケティングは、シャッターボタンを1回押すと、違った撮影パラメータで9枚を連写する機能です。撮影された画像はすべて保存され、後から自分好みの写真を選び出すことが可能です。
気に入っている部分を挙げてみましたが、他にもたくさんの機能が搭載されています。正直すべての機能を使いこなせていません。それ位中身が詰まっています。
自分で機能を利用しなくても、フルオートでの撮影が素晴らしく、かなり正確なシーン解析をしてくれるので、シャッターボタンを押すだけで綺麗な写真が撮れてしまいます。日々の記録や散歩がてらのスナップで力を発揮するカメラだと思います。